７月に入り海水浴規制が入ってしまった湘南・・・
バタ足はするのか？編
前回のブログはパドルの姿勢を恥骨を
支点にすることで、板の水平を保てる
ようになり、バタ足もやりやすくなる
！！
そのような内容でしたが、今日はさら
に突き詰めた技術と違う視点からお話
しをしてみましょう。
テイクオフの技術論は言う人の視点に
よって異なります。
どのレベルで誰に向けて発信している
のかが明確となっていないために、意
見がまったく違っていきます。
そんな中でも
バタ足をするのか？？しないのか？？
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この意見も様々に分かれる為に、読者
の方はモヤッとしますよね…
そこで今日は、そのモヤッとしたもの
を全て解消させる内容でお届けしたい
と思いますので、真剣に上達したい人
はお読みください…
まず、プロが見せる脱力テイク！！
これは、波のコブに合わせて板を軽く
滑らせ、サラッと立つような見せるテ
イクオフですが、この時にはほとんど
バタ足はしません・・・
実際、プロに聞いても、
「今のテイクはバタ足はしていないよ！」
必ず、そう、言います・・・
しかし！！
ホントでしょうか？？？
まず、この部分を検証します。
脱力テイクオフは
波の根っこに入り込み、ブレイクに
合わせてパドルを仕掛けるタイミン
グが重要です。
上の写真となります↑↑
ボードと身体を真っすぐ水平にして
いるのがひと目で分かりますよね？
ここで
いきなり、クーーーーーイズ！！！
1枚目と２枚目の写真は微妙に違いま
すが、その違いはどこでしょうか？？
見つけてください↑↑
分かりましたか？？？
正解は！！！
１枚目はテールの水しぶき無し
２枚目はテールの水しぶき有り
もう一度、言いますが本人はバタ足を
していないと言っています。
では、次の動作↓↓
波に押されて手を付く瞬間です。
足を見てください↑↑
少し水面から出ていますし、水しぶき
がちょっとありますよね？？
問題はここです！！！
何度も言いますが、本人はバタ足をし
ていないと言い切っています…
しかし
写真を見るとバタ足をしています…
このほんの少しの現象をバタ足をして
いるのか、していないのかの判断は、
人それぞれ異なる境地です。
ワタシの意見はバタ足のように足が動
き、水しぶきがあがったのであれば・・・
結果、１回でもやったら
「バタ足はしている」と「断定」しま
す！！
つまり
今日、お伝えしたいことはですね！！！
「へそ重心パドル」とは
「肋骨、恥骨、ヒザ」この支点を取るパ
ドルをすると！！！
板が波に持ち上げられる瞬間にヒザで
テールを押さえ込む状態を取る為に、
無意識にヒザで沈める動作が微妙なバ
タ足となるということ！！
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この言いたい本質が伝わりますでしょ
うか？？？
つまり、バタ足とは！！！
単にバチャバチャするイメージではな
く、ヒザでテールを沈めながら小刻み
にやるイメージを持つことです。
補足として
もちろん、タイミンが完璧な波では、
バタ足をまったくしない時もあります
が、ヒザでテールを沈めている動作は
同じなので、1回でも片足でバチンと
入れると多少の水しぶきは上がります
。
見た目では分かるか、分からないか、
くらいの小さな1バタか２バタは入れて
いるということです！！
従って
バタ足＝バシャバシャやる！！！
この概念を書き換えてください。
いいですかっ！！！
言いたいことの本質に戻ると、ヒザで
テールを沈める技術と小刻みのバタ足
は連動するということ。
そして、このヒザでテールを沈める技
術はボードと身体が水平になっていな
ければ上手くできない！！！
もし、
それができないのであれば、「へそ重
心」パドルの練習をする以外の選択の
余地はありませんよ…
テイクオフは結局、この出だしのパド
ルで加速ができないと次の動作へは繋
がらない根源だと気づいてくださいね
。
バタ足のくだり、理解できましたでし
ょうか？？
では、
せっかくなので次の動作も軽く見てみ
ましょう↓
板が水平だからこそ、テールが押され
波の前に出る感覚をつかめます。
これは正しいバタ足動力を使えないと
体感できません…
そして、板が波の前にスッーと出た瞬
間に左右の手をずらして置くのと同時
に！！！
効き手に全体重を乗せて身体を前に伸
ばしながら起きあがるんですね。
効き手に全体重を乗せる法方は、もう
言わなくても大丈夫ですよね？？
その効き手に加重を掛けたまま足を置
くのがプッシュアップですよ！！
そして最後に、プッシュしながら後ろ
足軸で足を付きます。
このポイントも、板が水平だからこそ
！！！
後ろ足軸で立ち上がることができ、起
き上がった時にはレールを後ろ足で入
れている状態を作れます。
このように、脱力テイクオフと言って
も、やっている技術はいつも言ってい
ることと、まったく同じです。
今日はバタ足をやるのか、やらないな
いのか？？
この内容で書いてみましたが、一番お
伝えしたいことはパドルの寝そべり方
の基本ができているのかどうか？？
そして、ヒザでテールを沈める感覚を
理解できるのか？？
このポイントを理解できるのであれば
、バタ足という概念が変わっていくと
いうことなんですね。
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では、最後に一言！！！！
路頭に迷わないように１つアドバイス
をさせて頂きます。
表紙の写真をなぜ使ったのか？？？
感が良い人は気づきましたよね？？
もう一度見てみましょう↓↓
あなたは
テイクオフで波に持ち上げられる瞬間
に上の写真のようなかかとが付いてい
る状態でパドルをしていますか？？？
ポイントはここです！！！
テイクオフのパドルは
「足を閉じる！！！」
こう意識しても
実際には少し開いてしまっているのが
現状です！！！
従って、足を閉じる感覚とは
かかとを付ければ自然とヒザに加重が
かかりますので、この意識を持ってや
ってみてください。
みなさんは普段かかとが付いている状
態でパドルをしていないので、実質、
足を少し開いてしまっています。
だから、バタ足もバチャバチャしてし
まうんですよ！！
足を少しで開くとヒザの支点が弱まり
重心もズレます。
無論、小刻みのバタ足はできません…
重心がズレるとへそ重心ではなくなり
、板の走りが遅くなります。
しかし、かかとを付ける意識でパドル
をすると、寝そべった接地面積が狭く
なり、アンバランスになります。
だからこそ！！！
「肋骨、恥骨、ヒザ」を支点で寝そべ
れるパドルを練習しろーーーーー
何度も、何度も同じことを言わせない
でちょうだい(笑)
ストリンガー上でバタ足を練習してみ
て？？
この意味も理解できます・・・
普段から、かかとを付けたパドリング
をやってください。
そう、お伝えすると
必ず、ブレますし、結構、疲れます。
しかし、ブレてもやり続けないと習得
できませんよね？？
板がブレなくなれば、必ず今日お伝え
した内容が全部理解できるようになり
ます。
まずは、その部分をひたすら練習して
ください。
まだまだ続きますよ…
