GRAVITYインプレ15

JSライダーXERO GRAVITYに乗った感想シリーズ15

 

リッピング動作編

 

SIERRA  KERR編

 

今日はリッピングのお話しです。

 

 

 

 

お手本はシエラ!!

先日、行われたブラジル戦では見事に

優勝です。

 

 

 

 

 

 

 

使用ボードはXERO GRAVITY

Sierra Kerr

出身:AUS NSW

身長:166㎝

体重: 55㌔

【XERO GRAVITYスペック】

5’5 1/2×18×2 3/16 23.0㍑

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 年間最優秀賞に選抜したグラビティ

 

プロが試合で使う板は本物です!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

 

 

このXERO GRAVITYでリッピング動

作を見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サーフィンの基本動作とは!!!

 

 

 

 

 

 

【後ろ足軸】で波に乗る事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

この後ろ足軸と一言で言ってしまうと

意味が伝わりずらいので、解説しなが

らリッピング動作に繋げていきます。

 

 

 

 

 

 

 「後ろ足軸」で波に乗るという意味は

!!!

 

 

 

 

 

後ろ足の力を最大限に使う乗り方がす

べてだと考えてください。

 

 

 

 

 

その後ろ足加重を最大限に使う為に必

要な事は!!

 

 

 

 

かかとに軸を置き、両ひざを締め、背

骨を伸ばし肩の力を抜いた姿勢が後ろ

足に最大限の加重を掛けられます。

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ここまではいいですね??

 

 

 

 

では、次に

 

 

 

 

その姿勢を作り上げることにより、後

ろ足軸が強化してスピードを付けられ

る乗り方になります。

 

 

 

 

 

 

 

この視点でリッピング動作を見てみま

しょう。

後ろ足に加重を掛ける為には、背骨を伸

ばすことです!!

 

 

 

 

その為には、常に効き手に意識を持ち

、肩甲骨が下がらないように上に上げ

ることで!!

 

 

 

背骨を伸ばせることだと理解してくだ

さい。

 

 

 

 

その意識を持って、ターンの前に効き

手と後ろ足に意識を持っていくと後ろ

足加重でレールを入れられます。

そのまま軸足ジャンンプでも後ろ足加

重を逃がさないように効き手の振りを

使い背骨を伸ばすことで!!

 

 

身体の軸を真っすぐに保て、後ろ足に

加重がかかり、テールを回転させて板

の軌道を縦に変えることができます。

波のトップで板を返す時でも、両手を

上げていないと肩甲骨が下がり背骨が

曲がってしまい失敗します。

 

 

そうならない為にも!!!

 

 

 

「背骨を真っすぐの状態」をキープす

ることが後ろ足加重を最大限に保てま

すので、肩甲骨を下げないように両手

を上の写真のように上げる事です。

そうすることで、身体が後ろに倒れな

い状態となり、板を引きつけられます

 

 

 

後ろ足加重を最大限に保つための乗り

方でリッピング動作を考えれば、何か

ピンとくる方もいるはずです・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

では、角度を変えてもう一度、見てみ

ましょう。

そもそも

 

ターンのスピードを出す為には、レー

ルをしっかりと入れることです。

 

 

 

そのレールの入れ方が、後ろ足軸で背

骨を真っすぐに保つ姿勢で行わなけれ

ばできないというもの。

その姿勢を作り上げる為のやるべきこ

とが!

 

 

 

かかとに軸を置き、後ろ側へ倒れない

ように力を入れるんです!!!

 

 

 

 

ここが大事なところです。

 

 

 

 

 

かかと軸を保てる為のやるべきことが

すべてと考えてください!

 

 

 

 

かかとに意識を持って立つと、後ろ側

へ倒れますよね??

 

 

 

倒れないようにする「体勢」を考える

んです!!

 

 

 

 

その体勢が…

 

 

 

「指先に力を入れてボードをつかむ」

 

 

 

「足首・ヒザ・股関節を曲げ前に出す」

 

 

 

 

 

この力を意識することでかかと軸で立っ

ても前傾姿勢となり、レールを深く入れ

ることができます。

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難易度は5です。

 

 

 

一番

 

言いたいことは、ヒザを使ってレール

を入れる!!

 

 

 

 

 

 

 

この概念だけではNGということ。

今、お伝えした流れを理解できるので

あれば、リッピングでも最大限の後ろ

足加重をかけながら仕掛けることが本

質。

リッピングで上手くいかなかった時の

原因は「後ろ足加重」が逃げてしまう

ことです。

 

 

 

 

そうならないためにやるべきことを見

つめられるのかどうか??

 

 

 

 この視点がスーパーストイックです!

 

 

 

 

 

 

 

この思考を持つと、ブレずに突き進め

る練習ができて上達スピードを速めて

いけます。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言いたい事の本質が上手く伝われば幸

いです・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、シエラのグラビティの感想で終

わりにします。 

 

 

 

 

 

前傾姿勢後ろ足軸のイメージで写真を

もう一度見ながら読んでください。

今回の試合で優勝できた秘密を教える

わ・・・

 

 

ジュリアンのアドバイスで、

 

 

 

「リップへヒットさせるタイングが少

し早いので、我慢しろ!!」

 

 

 

 

そう、言われたの。

MONSTA10だとスピードが付きすぎ

てタイミングを遅らせられなかったの

で、このグラビティに変えてみたとこ

ろ・・・

 

 

 

 

 

急にタイミングを遅らせることができ

て、いつも飛べないリップでもエアー

がラクにできたの。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュリアンが言う、「待て」とはこの

エアーに繋がる意味だったわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、それと同時にこのグラビティ

の凄さも体感できた。

普通はボトムでタイミングを遅らせる

と失速してしまうのだけど、このボー

ドは浮いているので板を止めても失速

しないの。

 

 

 

 

 

 

だって、本当に浮いているから…

 

 

 

 

 

 

このボードとジュリアンのアドバイス

のおかげで優勝できたのは間違いない

わ!!

 

 

 

とても感謝している。

 

 

 

シエラは日々進化しているのが分かり

ます。

 

 

脚力もどんどん上がり、板を押さえ込

む力とブレない軸が確立してきました

 

 

 

 

後、2~3年もすれば

 

間違いなく、世界チャンピオンになり

ます。

 

 

 

 

 

誰もが期待しているスゴイ選手ですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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